最近、株主優待という言葉を聞いて、気になっていませんか?
私自身、初めて株主優待のことを知ったときはとてもワクワクしました!
ただ、株主優待についてそこまで詳しいわけでもなかったです。
ここでは、これから株主優待について知っていこうと思っている人に向けて、株主優待の仕組みについて紹介していきますね。
株主優待とは?
株主優待とは、株式市場に上場している企業が、株主に対して自社製品や優待券などをプレゼントする制度です。
多くの企業が株主優待を実施していて、その数は1,500社を超えています!
3,700社以上ある上場企業の中で1,500社ほどあるため、かなりの割合になりますよね。
株主優待を実施している企業の株を買って、株主優待がもらえる条件を満たすと、あとで手元に株主優待が届きます。
▼たとえば、牛丼チェーンの吉野家ホールディングス(9861)の株主優待では、100株以上の保有で3,000円分(300円券×10枚)の優待券を年2回もらえますよ。
ほとんどの企業では、100株買うことで株主優待がもらえます。
(もちろん、企業によって株主優待がもらえる条件は異なります)
株主優待をもらうにはどうすればいいの?
株主優待を実施している企業の株を買えば、すぐに株主優待がもらえると思うかもしれませんね。でも、そうではありません。
企業ごとに株主優待の権利確定日が設定されており、権利確定日に株主である必要があります。
そのために権利付最終日と呼ばれる、権利確定日の2営業日前までに株を購入しないといけません。
例えば、2021年2月末が権利確定日に設定されている株だと、権利付最終日は2月24日になります。
- 権利確定日:2月26日(金)
- 権利付最終日:2月24日(水)
土日祝日は株式市場がオープンしていないため、それを考慮した上で権利確定日・権利付最終日が決まりますよ。
言い方を変えると、権利確定日に株主であれば株主優待がもらえるため、1日だけ保有していれば株主優待をもらうことも可能です!
株を買うには証券会社の口座が必要
いざ自分も株主優待が欲しいと思ったときに、どうやって株を買えばいいのかと思うのではないでしょうか。
株を買うなら、まず証券会社の口座を持っておく必要があります。
ハードルが高そうに思うかもしれませんが、実は20歳以上であれば自由に作れます。そして証券会社を持つだけならお金は一切かかりません。無料です。
そのため、今すぐ株を買う予定がなくても、とりあえず証券会社の口座を持っておくのもおすすめですよ。
証券会社の口座があれば、いざ株を買いたいと思ったときにすぐ行動できますからね。
どの証券会社にしようかと迷うのであれば、以下のページも合わせてチェックしてみてください。
個人的には、とりあえず楽天証券とSBI証券は作っておいたほうがいいと思っています!
株主優待って美味しいの? 損することはないの?
まずは株主優待の仕組みを紹介してきましたが、「株主優待ってお得なことばかりなの?」と思われたかもしれませんね。
株主優待にもメリット・デメリットそれぞれあります。それを以下のページで詳しくまとめていますので、もし気になったら合わせてチェックしてみましょう。