広島電鉄は、広島県広島市に本社を置く、鉄軌道事業やバス事業、不動産事業などを手がけている企業です。
広島県内を走る、日本最大級の路面電車を運営しており、地元では「広電」の愛称で親しまれています。
さらには、中四国地方最大のバス路線を運営するほか、地元のマンションや一戸建てなどを取り扱う不動産事業も手がけていますよ。
このページでは、そんな広島電鉄スの株主優待について詳しく説明していきますね。
広島電鉄の株主優待の特徴と使い方
広島電鉄の株主優待は、100株以上で年2回もらうことができます。優待の内容は大きく分けて以下の3種類がありますよ。
- 株主優待乗車券・乗車証
- 広電グループ諸施設ご優待割引券
- 自社指定商品
それぞれ、保有株数によってもらえる内容が異なるので、一覧にして詳しく見ていきましょう。
株主優待乗車券・乗車証について
保有株数 | 優待内容 | 枚数 |
---|---|---|
500株以上 | 電車全線乗車券(1枚1乗車有効) | 4枚 |
1,500株以上 | 電車全線乗車券(1枚1乗車有効) | 8枚 |
2,500株以上 | 電車全線乗車券(1枚1乗車有効) | 12枚 |
3,500株以上 | 電車全線乗車券(1枚1乗車有効) | 16枚 |
4,500株以上 | 電車全線乗車券(1枚1乗車有効) | 20枚 |
5,500株以上 | 電車全線乗車券(1枚1乗車有効) | 24枚 |
6,000株以上 | 電車全線・広島都心部エリアバス乗車証(1名記名式) | 1枚 |
12,000株以上 | バス全線乗車証 または、電車全線・広島都心部エリアバス乗車証(1名記名式) | 1枚 |
12,000株以上 | または、電車全線乗車券(1枚1乗車有効) | 12枚 |
18,000株以上 | 電車・バス全線乗車証(1名記名式) | 1枚 |
75,000株以上 | 電車・バス全線乗車証(1名記名式・2枚目以降持参人式選択可) | 2枚 |
150,000株以上 | 電車・バス全線乗車証(1名記名式・2枚目以降持参人式選択可) | 3枚 |
500株以上の保有で、広島電鉄全線で利用できる乗車券が4枚もらえますよ。
株主以外でもだれでも使える乗車券で、1回の乗車につき1枚必要になります。なお、乗り継ぎの場合は2枚必要になります。
そして、6,000株以上の保有からもらえるようになる乗車証は、バスや電車が乗り放題になりますが、記名者(原則株主)以外は利用することができません。
なお、株主優待乗車証が使える適用範囲については、広島電鉄の「株主優待制度」ページをご確認ください。
広電グループ諸施設ご優待割引券について
100株以上を保有すると、広電グループの諸施設が割引価格で利用できる優待割引券が1セットもらえますよ。
セットに含まれる割引券の対象施設は、以下の通りです。
- 広電建設
- もみじ本陣
- 広電ボウル
- 広電ゴルフ
- グリーンバーズゴルフ倶楽部
- ひろでん中国新聞旅行
- ホテルニューヒロデン
- 宮島ロープウエー
自社指定商品について
さらに、500株以上の保有で自社指定商品ももらえます。
指定商品の具体的な内容については発表になっていませんが、広島県産品などが1セット送られてくるみたいですよ。
広島電鉄の株主優待はいつ届くの?
権利確定日は3月末と9月末です。優待到着は乗車券・乗車証がそれぞれ5月下旬と11月下旬に届きます。
グループ優待割引券はそれぞれ6月下旬と12月下旬に、自社指定商品はそれぞれ7月と1月に届きます。
優待ごとに到着時期が異なるので、覚えておいてくださいね。
配当金履歴・入金はいつ?
広島電鉄では、配当金が出ています。
過去の配当金履歴は以下の通り。
決算期 | 1株あたりの年間配当金 |
---|---|
2022年3月 | 0円 |
2021年3月 | 0円 |
2020年3月 | 8円 |
2019年3月 | 8円 |
配当金の権利確定日は3月末と9月末。
入金時期は期末配当が6月、中間配当はありません。